日本木青連ネットワーク紹介 第1回

日本木青連の会員企業を「お仕事での連携」を絡めて紹介していくコーナー。

第1回目は高知県の繋がりをご紹介していきます!

左から、(株)高知林業 中平徹、(有)川井木材 川井博貴、池川木材工業(有) 大原悠延

 

高知県の四万十エリアで国有林を主体に素材生産を行っているのは(株)高知林業。同社は高性能林業機械の販売・修理業も四国全域で行っており、自社でも生産性の向上につながる設備に積極的に投資しています。現在、非常に急峻な国有林の皆伐現場で、オーストリア製の自走式タワーヤーダーを用いた集材作業を行っており、搬出された原木は現場近くに構えるストックヤードで自ら仕分け選別作業を行い、規格ごとに決めている売り先へ出荷しています。

その原木を輸送するのは、スタイリッシュなトレーラーが目を引く(有)川井木材。同社も主軸の素材生産事業を行う傍ら、自社輸送体制から発展させた運送事業を強化中。欧州の景色を彷彿とさせるアルミスタンションを搭載したトレーラー台車で、かっこいい林業を実践しています。最近では、ピンチップの生産事業も強化しており、そちらでも木青連のネットワークを活かした事業展開を行っています。

高知林業のストックヤードから、ヒノキの小径材が向かう先は、池川木材工業(有)。イケモクの愛称で親しまれる同社は、国内最大の生産量を誇る簀子メーカーであり、搬入された原木もホームセンター向けの簀子に加工されます。その他、ペレット、ヒノキアロマオイル、木工製品、ラミナ製材など、多岐にわたる木材関連事業を展開中。仁淀川町池川の本社前には、仁淀川の支川である土居川が流れ、心洗われる仁淀ブルーに囲まれて皆様気持ちよく仕事をされています。

かっこいい簀子に仕上がりました。

 

次回は広島県より会員の繋がりを紹介したいと思います!!