委員会活動紹介 第3回 JC木材部会

70周年を迎えたJC木材部会 ― 国土交通省との情報交換会再開

 

こんにちは。日本青年会議所木材部会(以下、JC木材部会)の令和7年度部会長を務めております、若松亮太と申します。

 

令和7年度JC木材部会事業として、日本木材青壮年団体連合会(以下、日本木青連)との共催による国土交通省との情報交換会を行いました。長年、JC木材部会と日本木青連の共同事業として毎年の恒例でしたが、コロナの蔓延による集会の自粛・3密回避の影響で中止が続き、ここ数年は開催することができておりませんでした。

昨年度、当部会の部会長を務められた守屋光泰直前会長の尽力により、JC木材部会会員のみで事業を再開し、本年は再び日本木青連との共催という以前の形式で開催することができました。長谷川泰治会長をはじめ、日本木青連の皆様、そしてJC木材部会OBの皆様のご支援・ご協力に心より感謝申し上げます。

さて、情報交換会のご報告の前に、手前味噌ながらJC木材部会のご紹介をさせていただきます。

私たちJC木材部会は、日本青年会議所の業種別部会の第1号部会として1956年(昭和31年)に設立され、本年度2025年(令和7年)に70周年を迎えました。日本青年会議所の「修練」「奉仕」「友情」の基本理念のもと、木材業界の発展のために活動してまいりました。世代を超えた会員間の緩やかなつながりがJC木材部会の特徴であり、強みでもあります。しかしながら、JC会員の中でも業種別部会をご存じない方が多くいらっしゃいます。皆様の周りに木材に関わる現役の青年会議所会員の方がいらっしゃれば、ぜひお声掛けいただければ幸いです。

 

閑話休題。去る7月18日、横浜のナイス株式会社本社ビルにてJC木材部会・日本木青連共催の国土交通省との情報交換会が開催されました。

本年度JC木材部会運営専務を務める梶原治君の軽妙な司会進行のもと、第一部では国土交通省より現在の木造・木質化に対する施策についてご講演いただきました。第二部では、金沢木材協同組合・プレカット金沢の水越栄一郎部長をお迎えし、日本木青連と全木協の災害時連携協定に基づき、能登半島地震において実施された応急仮設住宅建設の事例をご紹介いただきました。ご参加いただいた皆様からも活発な質疑があり、盛会のうちに終了いたしました。

その後は中華街へ移動し、懇親会場である「萬珍樓」さんにて、相互の会員間で大いに交流を深めました。再スタートを切った国土交通省との情報交換会に華を添える、充実した時間となりました。

九州の大先輩、伊藤 将友先輩、多田 啓先輩の勇姿!ご挨拶ありがとう御座いました!

ご多用の折、ご参加いただいた皆様にあらためて感謝申し上げます。

70周年を迎えたJC木材部会。本年度は「つなぐ」というスローガンのもと活動しております。二つの若手木材人の団体が、木の力の可能性を信じ、会員相互に連携することが、より良い木材業界の発展につながると信じております。来年度も、より充実した事業となるよう努めてまいります。このたびは誠にありがとうございました。

長谷川会長、楽しく大いに学びのある時間をありがとう御座います。

 

日本青年会議所 木材部会

令和7年度部会長 若松 亮太