
<日本木青連ってどんな団体?>
はじめまして。令和7年度の日本木材青壮年団体連合会(日本木青連)で会長を務めております、長谷川泰治です。
今年から「ウッディレター」が、なんと会員以外の皆さまにも届くことになりました。このチャレンジングな試み、実は広報委員会のメンバーたちが昼夜を問わず知恵を絞り、準備してくれたものです。そして、その企画のひとつが——言い出しっぺの私が担当する会長コラム。題して「木力NOTE ―木で未来をつくる人たちへ」。
このコラムでは、木材のこと、木材産業のこと、そして日本木青連のことなどを、会員以外の皆さまにもできるだけわかりやすくお伝えしていきます。正直に申し上げると、文章を書くのは少し苦手です。でも、「木力」をより多くの方に届けたいという想いで、人生で初めてコラムに挑戦しています。
さて、ここまで読んでくださった方の中には、「日本木青連?」「広報委員会って何?」と少し引っかかった方もいらっしゃるかもしれません。今回はそのあたりを、まずご紹介したいと思います。
まずは団体名、「日本木材青壮年団体連合会」——少々長いですね。略して「日本木青連」と呼んでいます。ただ、この略称も地域によってさまざまで、「日木青(にちもくせい)」「日木(にちもく)」「木青連(もくせいれん)」など、いろいろな呼び方があります。「でも、それじゃバラバラでわかりにくいよね」ということで、ある時から「日本木青連」に統一しようと決め、会則にも明記されるようになりました。
とはいえ、現場ではやはり地元流の呼び方も根強く残っており、こうした多様性も木青連らしさの“味”なのかもしれません。
改めてご説明しますと、日本木青連は、全国8地区の連合組織で構成されており、北海道から九州まで、木材産業に関わる若手経営者や後継者、およそ850名が所属しています。会員の皆さんは各都道府県の「会団」に所属し、会団は各「地区協議会」及び「日本木青連」に所属している形態となっています。
ちなみに私は、関東地区の「東京木材青年クラブ(東京会団)」に所属しています。地域の枠を超えて仲間が集い、親睦を深め、知識を磨き、業界の未来を語り合う——そんな“本気で楽しい”場が、日本木青連です。真面目に語り合うからこそ、懇親の場も本気で楽しめる。そんな雰囲気が魅力です。
木材業界におけるネットワークの広さ・深さは、おそらく日本一。少し勇気を出して仲間と関わることで、公私ともにかけがえのない繋がりが生まれていきます。来年で70周年を迎えるこの歴史ある団体は、業界内でも確かな存在感を放ち、地域・世代・業種を越えた多彩な繋がりを生み出し続けています。

さて、そんな木青連を運営しているのが「常任理事」と呼ばれるメンバー達です。全国8地区を代表する「地区担当常任理事」、広報やコンクールなどの事業を担当する「会務担当常任理事」、そして執行部(会長・専務理事・副会長・会長補佐など)や監事といったメンバーで構成されています。これらのメンバーは、各会団から地区を通じて日本木青連へ1年間出向し、それぞれの役割を担っています。
日本木青連の活動の中心は「委員会」です。令和7年度は10の委員会がそれぞれの事業を推進していますが、今回ご紹介したいのは「広報委員会」。その名の通り、広報活動を担っている委員会です。
今回の「ウッディレター」も、広報委員会が中心となって企画・編集・発信しています。
もともと「ウッディレター」は会員向けの“会報”として、会団や会員の紹介など、やや内向きな情報が中心でした。しかし、「せっかく素敵な活動をしているのに、日本木青連の中にしか情報が伝わらないのはもったいないよね」という声から、今年度は思い切って“外向け”にリニューアル。より多くの方に木の魅力を届けるため、メルマガ形式で新たにスタートしました。
広報委員会の皆さんが総力をあげて、木力いっぱいの記事を準備していきますので、これからの「ウッディレター」にぜひご期待ください。そして、私の会長コラムは…おまけのようなものとして、どうぞお手柔らかに、気軽にお読みいただけたら幸いです。

というわけで、「木力NOTE」、これからもどうぞお楽しみに。
なお、以下に昨年度作成した日本木青連の勧誘チラシを添付しています。日本木青連の活動内容がわかりやすくまとまっていますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。会員の皆さまには、勧誘の際にぜひご活用いただければと思います。