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第24回木材活用コンクール開催のお知らせ

趣 旨

日本は世界有数の森林国であり、国土の7割が森林です。そこから生み出される木材は、古の時代から四季の変化に富む日本の風土に適した材料として生活に密接しており、生活空間の中には常に木との触れ合いがありました。そして長い間木材を有効に活用してきたことで、我が国には多種多様な木の文化が育まれました。また、森林には渇水や洪水を緩和し、良質な水を育む水源のかん養機能、山地災害の防止機能、二酸化炭素の吸収・貯蔵や騒音防止、飛砂防止などの生活環境保全機能等、多面的な機能があります。再生産可能な資源である木材を上手く利用し、森を循環させることで豊かな自然環境を守るという先人から受け継いだ伝統と文化を次世代に繋いでいくことが必要だと考えます。

当コンクールは木材の新たな利用、普及の可能性をさぐり、木材業界の活性化に寄与することを目的として平成9年に創設され、本年で第24回目を迎えます。

木材自給率の向上を目的とする「公共建築物等木材利用促進法」が施工されてから9年が経過し、全国各地で数多くの木造建築物が建てられるようになりました。新しい木質材料や技術工法も次々と開発され、また木造建築における法制度の緩和等が進み、さらなる普及が期待されています。

日本木材青壮年団体連合会は、令和2年度スローガンとして「三つの創造 一つの木青連」 ~ 人を創る、山を創る、未来を創る ~ を掲げ、様々な啓発活動を行っております。木の伝統と文化を次世代へ繋ぐため「木の良さ」を活かした作品や、従来にはない新しい木材の利用や見せ方、工法などを用いた「木材の可能性」を追求する作品を、4つの部門を設けて募集し、木材の良さの普及と木材の利用用途の拡大に貢献する優秀な作品を表彰いたします。全国各地からたくさんのご応募をお待ちしております。

 

 

募集部門

・第1部門 木造及び混構造建築(構造物)300㎡超え

・第2部門 木造及び混構造建築(構造物)300㎡以下

・第3部門 木質空間(インテリア・エクステリアの木質化)            

・第4部門 クリエイティブユース(1~3部門以外の創造的木材活用事例<ランドスケープ・インスタレーション・家具・木製品など>)

※ 第1部門と第2部門の区分基準となる面積は「延床面積」です

※「一般住宅」は第2部門で応募ください

 

募集期間

令和2年12月1日~令和3年1月15日(※1月15日当日送信まで有効)

 

※詳細については後日お知らせします