第47回 全国児童・生徒木工工作コンクール

テーマ 「 ともに つくろう 」

 

 「木」は太古の昔より我々人間の生活と大きな関わりを持っています。

数十年もの時間を掛けて成長する中で伐採期を迎えるまでは二酸化炭素を吸収し酸素に変え、生態系を維持する等、多面的な機能を担ってくれています。また伐採後に木材となった後も住宅をはじめとする我々の生活の多くを支えてくれています。

 

 世界規模でのSDGs推進や、大きく取り上げられたウッドショックの影響。様々な業界がこれまで以上に「木」に注目しています。また、木材利用の新技術開発が日々進んでおり、従来使用されていなかった場所・物にも木材を利用する「木質化」も進められています。

 

 私たち日本木材青壮年団体連合会では、子ども達の創造力を伸ばし、木をもっと身近なものにしてもらいたいとの思いから、長年に渡って全国児童・生徒木工工作コンクールを開催しています。一昨年より続くコロナ禍による制限下で生活様式が変わる中であっても、木と共に、また家族や学校の友達と共に楽しむ事を大切にしてもらいたい。そのような想いから、今年度の開催テーマは「ともに つくろう」とさせて頂きました。

 

 木と一口に言っても、木には様々な樹種・色・硬さなどの特徴や部位があります。ただ木を使って何かを作るだけでなく、本コンクールの参加者の皆さんには、先生や友達、家族の皆さんとコミュニケーションを取る中で作品を考え、様々な「木」を用いて表現して貰う事も、大きな狙いの一つです。子ども達の自由な発想こそが「木の新たな可能性」の創造に繋がって行くのではないかと考えています。

 

 また木工工作を通じて多くの子ども達が「木」に触れて、感受性や創造性に富んだ大人に成長してくれること、そして将来温もりある社会を築いてくれることを願い、家族、学校関係者、行政、木材関係者はもとより、子どもから大人まで多くの人を巻き込んで皆で「木」の可能性について考える端緒としていければ思います。

 

 

日本木材青壮年団体連合会

令和4年度会長 川井 博貴

副会長 吉田 勝利

委員長 久保 光一郎

 

審査委員ご紹介

◆ 委 員 長

全国造形教育連盟

 

◆ 委   員

日本木材青壮年団体連合会

日本木青連 木育創造委員会

(敬称略・順不同)

 ※その他後援・協賛については現在確認中

審査のポイント

今年度のコンクールのテーマは『ともに つくろう』です。

 新型コロナウイルスの影響で、学校での活動や友達との交流の機会に大きな制限が続いています。そのような状況であっても、子どもたちに木と共に、友達や家族と共に楽しむという視点で、自由に表現して貰う事を目的としています。

 木には樹種・色・木目など様々な部位や特徴があります。是非ともお友達や先生、家族で話し合う所から作品テーマを決めて頂きたいと思います。「ともに」楽しみ、それを木材で表現する事にチャレンジして下さい。

 本コンクールを通して、様々な人とコミュニケーションを取りながら作品を決定し、自由な発想で表現することを大切に考えております。子どもたちの「創造力」を審査会では大きく評価して参ります。

 

 

各学年に応じた技能や発想に留意し、下記の各項に基づき評価を致します。

 

1.アイディアに独創性があるか

2.再現性・写実性に優れているか

3.木の自然の良さや、適材の部位で表現されているか

4.デザイン・機能性が優れているか

 

PR用ポスター、リーフレット

・第47回全国児童・生徒木工工作コンクール 案内リーフレット・ポスター

ダウンロード
R04_第47回木工工作コンクール_01.pdf
PDFファイル 826.5 KB

応募概要

・第47回全国児童・生徒木工工作コンクール 趣意書
・第47回全国児童・生徒木工工作コンクール 実施要綱

ダウンロード
第47回木工工作コンクール_応募概要.pdf
PDFファイル 608.6 KB

エントリーシート

ダウンロード
第47回全国児童・生徒木工工作コンクール エントリーシート
R04木工コンクールエントリーシート.xlsx
Microsoft Excel 78.8 KB

応募について

全国児童・生徒木工工作コンクールは、各都道府県によって応募方法が異なります。

①木工工作コンクールを実施している都道府県の場合

都道府県単位での応募となります。

対象地域の木工工作コンクールでの優秀作品を、指定のエントリーシートにて応募します。

募集点数については、各都道府県、各部門2点ずつ総計6点とします。

(対応は各都道府県の日本木材青壮年団体連合会会員が行ないます)

 

都道府県単位で木工工作コンクールを実施していない、もしくは実施状況が不明の場合、都道府県のコンクールが終了している場合

各団体・学校単位での応募となります。

応募希望者が応募作品を、指定のエントリーシートにて各自応募します。

 (対応は各団体・学校単位でお願い致します)

 

エントリーシート送付先 

①都道府県単位での応募(各都道府県の木青連会員向け)

kou(a)kubo-sangyo.jp

 

②学校単位での応募(個人の方含む)

mokkou.contest2022(a)gmail.com

 

※メールアドレスは(a)を@に変えてください。

※コンクール事務局からの返信メールをもって受理とさせて頂きます。

(一週間程度経っても返信が無い場合は、お手数ですがお問い合わせ下さい)

 

コンクール担当者問い合わせ窓口

令和4年度 木育創造委員会 

委員長 久保 光一郎

〒885-0084 宮崎県都城市五十町1388番地 久保産業株式会社内

FAX:0986-22-4470

mail:kou(a)kubo-sangyo.jp

日本木材青壮年団体連合会 事務局
〒135-0041 東京都江東区冬木6-14 飯沼ビル102
FAX:03-5620-4809
mail:info(a)mokusei.net

※お問い合わせはメールまたはFAXにてお願いいたします。
※メールアドレスは(a)を@に変えてください。

 

応募期間

令和4年9月4日(予定)から令和4年12月12日(予定)まで

過去の受賞作品紹介